今日3月21日(木)春分の日は、日本海を進む低気圧の影響で雨が降る所が多くなります。南風が強く吹くため、まだ今季の春一番が吹いていない近畿や中国地方などは「春一番」が発表されるかもしれません。
全国的に強雨、強風に注意
低気圧が発達しながら日本海を進むため、低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすくなっています。
前線の通過時などは、雷を伴って雨が強く降ることがあるため注意が必要です。
前線の通過時などは、雷を伴って雨が強く降ることがあるため注意が必要です。
鉄道の運行にも影響出るおそれも
南風が強まるため、北陸や山陰など日本海側の地域や、関東の東京湾周辺などでは、電車の運行ダイヤや高速道路に影響が出るおそれがあります。
運行情報や規制情報をよく確認し、お出かけの際は時間に余裕をもって、車での移動はスピードを控えるようにしましょう。
運行情報や規制情報をよく確認し、お出かけの際は時間に余裕をもって、車での移動はスピードを控えるようにしましょう。
近畿などは「春一番」か
九州南部、中国、近畿、東海などでは、今季まだ「春一番」が吹いていません。これらの地域では、今日の強い南風で、春一番の発表があるかもしれません。
春一番は風速などの細かい定義に地域差があるものの、立春から春分までの期間と定められているため、今季は今日21日(木)が発表の可能性がある最終日となります。
「春一番」という言葉の響きから、柔らかな風を想像するかもしれませんが、雪崩、海難事故、火災などの災害をもたらすこともあるため、十分な警戒が必要です。
春一番は風速などの細かい定義に地域差があるものの、立春から春分までの期間と定められているため、今季は今日21日(木)が発表の可能性がある最終日となります。
「春一番」という言葉の響きから、柔らかな風を想像するかもしれませんが、雪崩、海難事故、火災などの災害をもたらすこともあるため、十分な警戒が必要です。
北海道は大雪のおそれ
北海道では、札幌など道央や道南エリアはほとんどの所が雨ですが、道北や道東では湿った雪が降る予想です。湿った雪で積雪が増加するため、路面状況の悪化や着雪等に注意してください。