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お花見名所の地元住民 東京・大阪はゴミ放置、京都・青森は大混雑に悩む

ウェザーニュース お花見調査より

2019/03/29 06:28 ウェザーニュース

いよいよ、西日本や東日本ではお花見シーズンに突入します。

お花見に出かける立場の私達にとっては、楽しみで仕方がありませんが、お花見スポット周辺にお住まいの方々にとっては、そうでもないようです。

「ゴミ放置」と「大混雑・渋滞」が2大ストレス

2019年3月5日〜6日に実施 6495人が回答
ウェザーニュースでは、お花見スポット周辺にお住まい・通勤の方を対象に、「お花見シーズン中にイヤだなと思うことは?」という調査を2019年3月5日〜6日に実施。
6,495人の回答を分析した結果、地元の方々が不快に感じているのは、「ゴミ放置」と「大混雑・渋滞」がほぼ二分している状況であることが判明しました。

名所が集まる京都は「大混雑・渋滞」

都道府県ごとに最も多い回答で色分け
都道府県ごとに、最もイヤだと思っている項目を色分けしたところ、北日本や東日本を中心に「大混雑・渋滞」が最も不快と感じている人が多くなっています。

美しい姿の桜をひと目みるために、遠方からも大勢の人が押し寄せるため、公共の交通機関がキャパオーバーとなってしまったり、自家用車の乗り入れが著しく増えたりと、通常の生活に支障をきたすほどの混雑になってしまっているのかもしれません。
人気のお花見スポットが数多くある京都では約55%、さらに青森は全都道府県で最も多い約80%が「渋滞・混雑」と回答しています。

大都市圏で目立つ「ゴミ放置」

一方、東京や大阪など大都市圏や西日本を中心としたエリアでは「ゴミ放置」が最も多い回答であることが分かりました。
東京や大阪などは平常時でも混雑している場合が多いため、「ゴミ問題」の方が目についてしまうのかもしれません。中には、ゴミ箱が設置されているにも関わらず、所定の場所以外にゴミを放置したりするケースもあるようです。

日本人の多くが楽しみにしているお花見シーズン。
お花見スポット周辺に住む方々も安心して過ごせるよう、名所へ出かける際は、少しでも配慮をしつつみんなが楽しめるようにしたいですね。