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春分の日 21日(木)は春の嵐に 近畿や東海で春一番の可能性

2019/03/17 13:43 ウェザーニュース

今週木曜、3月21日の春分の日は、低気圧が発達しながら日本海を進む予想で、日本列島は春の嵐に見舞われるおそれがあります。

この低気圧に向かって吹く南風が強まり、近畿や東海などでは「春一番」が吹く可能性があります。

全国的に雨風強まるおそれ 交通情報に注意

週明けは短い周期で日本付近を低気圧が通過します。19日(火)に西日本の太平洋側を低気圧が通過した後、21日(木)の春分の日は低気圧が発達しながら日本海を進む予想です。

このため、21日(木)は全国的に風が強く吹き、低気圧や前線の通過時は強い雨が降るところが多くなります。

特に、九州北部や本州の日本海側の地域では、瞬間的に25m/sから30m/sの風が吹くところがあり、太平洋側でも局地的に瞬間風速が25m/sを超えるおそれがあります。

鉄道や高速道路など、交通機関に混乱が生じる可能性もありますので、祝日で外出を計画されている方はよく天気予報を確認するとともに、当日は列車運行情報や道路交通情報も確認するようにしてください。

この南風が、近畿、東海、中国地方や九州南部では春一番となるかもしれません。春一番の期間は「春分まで」と定義されていますので、まだ今春になって発表が無い地域では、ぎりぎり春分の日に吹くことにりそうです。