女性にうれしい栄養素が豊富
「牡蠣には免疫機能を助けたり、肌や髪を健やかに保つ亜鉛、貧血予防の鉄分、アンチエイジングが期待できるセレンが含まれています。特に亜鉛は、生牡蠣を100g食べるだけで1日分が摂れてしまうほど豊富です。また、肝機能の強化に効果があるグリコーゲン、タウリン、ビタミンB12などもたっぷりです」(柴田先生)
本当に栄養豊富なのですね。この栄養素を逃さず、おいしく摂るにはどういう食べ方が良いのでしょうか。
本当に栄養豊富なのですね。この栄養素を逃さず、おいしく摂るにはどういう食べ方が良いのでしょうか。
レモン果汁が鉄分吸収をアップ
「牡蠣フライでも生牡蠣でも、忘れずにレモンをかけてください。というのも、牡蠣に含まれている鉄分は体内への吸収率が15~30%ととても低いのですが、ビタミンCを加えることで鉄分の吸収を助けるからです。牡蠣料理によくレモンが添えられているのは、栄養面からも意味があるのです。
生食用ならレモンを絞ってそのままいただきましょう。また、牡蠣鍋も牡蠣から出た栄養がつゆに移るので、つゆまでいただくとおいしく効率よく栄養を摂ることができます」(柴田先生)
牡蠣の美味しさが出た牡蠣鍋は絶品ですが、少し長く煮ただけで牡蠣が縮んでしまい、固くなってあまりおいしくなくなってしまうことがあります。
生食用ならレモンを絞ってそのままいただきましょう。また、牡蠣鍋も牡蠣から出た栄養がつゆに移るので、つゆまでいただくとおいしく効率よく栄養を摂ることができます」(柴田先生)
牡蠣の美味しさが出た牡蠣鍋は絶品ですが、少し長く煮ただけで牡蠣が縮んでしまい、固くなってあまりおいしくなくなってしまうことがあります。
過熱による牡蠣の縮みを防ぐ裏ワザ
「確かに、牡蠣は加熱しすぎると驚くほど縮んでしまいます。そこで鍋物にするときには、鍋に入れる前に片栗粉をまぶしておきましょう。これにより片栗粉が縮みを防いでくれ、固くならずにおいしさも逃げません」(柴田先生)
シーズン終了前に、栄養分を逃がさない料理法で牡蠣をおいしくいただきましょう。
シーズン終了前に、栄養分を逃がさない料理法で牡蠣をおいしくいただきましょう。