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東京など関東各地で今年一番の花粉飛散を観測

2019/03/08 17:29 ウェザーニュース

今日8日(金)の関東地方は雨上がりの晴天となったため、花粉の飛散量が多くなっています。
ウェザーニュース独自の花粉観測機・ポールンロボで200個以上の花粉を捉えているエリアは杉林に近いエリアだけでなく、東京都心や横浜周辺まで拡大しました。東京23区のポールンロボが捉えた花粉の総数は16時までに3319個で、5日の2183個を大きく上回り、今年最多となりました。

決め手は風の強さ

気象庁より
同じ雨上がりの晴天となった5日(火)と8日(金)。決定的な違いは風です。最高気温は15.8℃まで上がった5日(火)は風が弱く、昼頃までは2m/s前後で推移しました。一方で今日8日(金)は朝から風が強めで、5m/sを超えている時間が長くなっています。山沿いに分布するスギから放出される花粉を、この風が東京都心などに運んできた訳です。

5人に1人が「今季1番つらい」

ウェザーニュース会員向けに花粉症の症状に関する質問を行った所、花粉症の人の約20%が「今季1番つらい」と答えています。

明日も花粉対策が必須

夕方以降に風が弱まり、気温が下がってくると上空を舞っていた花粉が地上付近まで落下してきます。帰宅時に衣服についた花粉を室内に持ち込まないよう、気をつけるようにしましょう。

また、明日は広いエリアで晴れて春の暖かさが戻り、花粉も大量に飛散する恐れがあります。
外出する際は、厳重に対策してお過ごしください。

飛散エリアや飛散量の変化がひと目でわかる!



スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」に花粉の超細密な飛散予測モデルが新登場!
雨雲レーダータブで「花粉」を選択すると、花粉の飛散エリアや飛散量の変化がひと目で分かるようになりました。

業界初の高解像度(250mメッシュ)で、今日&明日の飛散状況を1時間毎にアニメーションで表示。マップの拡大縮小も自由自在なので、、通勤通学や外出時にあなたが居る場所への影響を詳細に確認することができます。

風の強い日や雨の翌日などは、花粉が大量飛散する恐れがあるため、レーダータブの「花粉」を活用し万全の対策でお過ごしください。

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