春ファッションの花粉対策ポイント
この季節は、とにかく花粉をシャットダウンしたいもの。洗濯物を部屋干しにしたり、窓やドアは閉めておくなど、なるべく花粉を室内に持ち込まないことが重要です。
外出時にはマスクやメガネ、スカーフなどを上手に使って、花粉を防ぎましょう。ちなみに、コンタクトレンズを使用していると、その刺激が花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅する可能性があるので、メガネを使用する方がよいとされています。
さらに気をつけたいのが、どんな素材の服を着るのかということ。実は、同じような服装でも、素材によって花粉の付着率が異なるのです。
外出時にはマスクやメガネ、スカーフなどを上手に使って、花粉を防ぎましょう。ちなみに、コンタクトレンズを使用していると、その刺激が花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅する可能性があるので、メガネを使用する方がよいとされています。
さらに気をつけたいのが、どんな素材の服を着るのかということ。実は、同じような服装でも、素材によって花粉の付着率が異なるのです。
ウール素材の服は、化繊に比べて花粉の付着率が高いことがわかっています。さらに、同じ素材でも織り方によっても付着しやすさは変わるので、なるべくアウターや帽子はツルツルしたものを選びましょう。
帰宅時には、玄関の外でコートや髪についた花粉を払い落として、できる限り花粉を室内に持ち込まないようにします。帰宅したらすぐに、手洗い、洗顔、うがいを行うのも大切です。
帰宅時には、玄関の外でコートや髪についた花粉を払い落として、できる限り花粉を室内に持ち込まないようにします。帰宅したらすぐに、手洗い、洗顔、うがいを行うのも大切です。
花粉付着抑制素材を選ぶ
さらに、気になる人には、東レ「アンチポラン®」、帝人フロンティア「ポランバリア®」のような花粉付着抑制素材を使った衣類もあります。
「『アンチポラン®』は、花粉の粒径(約30μm)よりも糸と糸の間の隙間が細かく、凹凸の少ない織物に特殊な加工を施すことで、粘着性を低下させています。つまり、花粉が付きにくく、落ちやすい素材です。コートやブルゾン、帽子の素材として使用されています」(スポーツ・衣料資材事業部、太田哲人さん)
この時季、スギ花粉の飛散は続きます。適切な花粉対策で、なるべく悪化させずに過ごしたいですね。
» 花粉飛散状況・予想
» ウェザーニュース記事一覧
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参考資料など
「花粉症環境保健マニュアル2014」(特定非営利活動法人 花粉情報協会ほか編、環境省環境保健部環境安全課)
【取材協力】東レ(http://sportstextiles.toray/anti_pollen/index.html)
【取材協力】東レ(http://sportstextiles.toray/anti_pollen/index.html)