戦後最悪の自然災害に
450kmもの長さの断層が指定で20m以上もずれたことで10mを超える津波が太平洋沿岸に押し寄せ、甚大な被害がもたらされました。
津波と地震による死者・行方不明者は20,000人を超え、戦後最悪の自然災害となっています。
津波と地震による死者・行方不明者は20,000人を超え、戦後最悪の自然災害となっています。
当時の計算方法では表現できない大きさだった
※発生後すぐの速報値のため、震度の確定値はこれを上回ったところが多い
震度5以上を観測したエリアは青森県から静岡県までの17都県、震度1以上は宮崎、沖縄をのぞく45都道府県に及びました。
当初はM7.9と推定された規模は詳細な解析でM9.0とされています。当時、気象庁の速報のマグニチュードの計算方法ではM8以上を正確に表現出来ず、津波の想定が低く見積もられました。このことを受けて、マグニチュード推定手法の改善や、津波警報の発表方法の見直しが行われています。
当初はM7.9と推定された規模は詳細な解析でM9.0とされています。当時、気象庁の速報のマグニチュードの計算方法ではM8以上を正確に表現出来ず、津波の想定が低く見積もられました。このことを受けて、マグニチュード推定手法の改善や、津波警報の発表方法の見直しが行われています。
歴史的に今後も油断はできない
M9.0という地震は日本周辺で発生した記録に残る地震としては過去最大です。
しかし、各地に残る痕跡から、歴史的に見ると同様の地震、津波は繰り返し起こっています。南海トラフや千島海溝沿いなど巨大地震が懸念されるエリアは多くあり、油断が出来ません。東日本大震災で得た教訓をしっかりと生かしていく必要があります。
しかし、各地に残る痕跡から、歴史的に見ると同様の地震、津波は繰り返し起こっています。南海トラフや千島海溝沿いなど巨大地震が懸念されるエリアは多くあり、油断が出来ません。東日本大震災で得た教訓をしっかりと生かしていく必要があります。
2019年4月30日で「平成」が終わります。ウェザーニュースでは、平成30年間に起こった気象や災害などを、過去の資料などをもとに連日振り返っていきます。
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