国内:千島海溝沿いの根室沖でM6.2の地震
3月2日(土)12時23分頃、根室半島南東沖を震源とするM6.2の地震が発生しました。北海道標津町で最大震度4を観測しています。
震度1以上の揺れを観測したエリアは北海道、東北にとどまらず、関東まで広がりました。
この地震で津波の発生はありませんでした。
震度1以上の揺れを観測したエリアは北海道、東北にとどまらず、関東まで広がりました。
この地震で津波の発生はありませんでした。
今回の地震は、海側の太平洋プレートが、日本列島を乗せる北アメリカプレートの下に沈み込む領域で起きています。
根室半島南東沖は大きな地震が多いエリアで、最近では2000年1月にM7.0の地震があったほか、1973年6月にはM7.4の地震が発生し、強い揺れや津波による被害が出ています。
国の地震調査研究推進本部は、根室沖で今後30年以内にM7.8~M8.5程度の地震が起きる確率を70%程度としています。根室沖を含む、千島海溝沿いの超巨大地震の発生も懸念されており、要注意エリアにひとつです。
根室半島南東沖は大きな地震が多いエリアで、最近では2000年1月にM7.0の地震があったほか、1973年6月にはM7.4の地震が発生し、強い揺れや津波による被害が出ています。
国の地震調査研究推進本部は、根室沖で今後30年以内にM7.8~M8.5程度の地震が起きる確率を70%程度としています。根室沖を含む、千島海溝沿いの超巨大地震の発生も懸念されており、要注意エリアにひとつです。
海外:ペルーでM7.0 南米で再びM7超の地震
この期間、アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しています。
3月1日(金)17時50分頃にペルーを震源とするM7.0の地震が発生しました。深さが200km以上と深かったため、津波や地震の揺れによる被害は出ていません。
南米では2月22日にペルーの隣国のエクアドルでM7.5の地震が発生しました。いずれの地震も太平洋プレートが南アメリカプレートに深く沈み込んでいる領域で発生したため、大きな被害にはつながりませんでした。
ただ、さらに浅い海側で発生すると津波発生につながりますので、立て続けの大きな地震は気になる所です。
3月1日(金)17時50分頃にペルーを震源とするM7.0の地震が発生しました。深さが200km以上と深かったため、津波や地震の揺れによる被害は出ていません。
南米では2月22日にペルーの隣国のエクアドルでM7.5の地震が発生しました。いずれの地震も太平洋プレートが南アメリカプレートに深く沈み込んでいる領域で発生したため、大きな被害にはつながりませんでした。
ただ、さらに浅い海側で発生すると津波発生につながりますので、立て続けの大きな地震は気になる所です。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。