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3月後半は気温低下 桜開花に影響か(気象庁1か月予報)

2019/02/28 15:18 ウェザーニュース

28日(木)、気象庁から1か月予報(3月2日~4月1日)を発表しました。

3月前半は高温傾向、後半はやや落ち着く

3月も全国的に気温が平年より高くなりそうです。ただ、後半にかけて気温の低下する傾向も現れています。

3月前半は2月と同様にジェット気流が日本付近で北に蛇行する傾向が続くため、南からの暖かな空気が入りやすい状況となります。このため、全国的に気温は平年よりも高くなりそうです。

3月後半になると北日本を中心に寒気の流れ込むタイミングがあり、高温傾向はやや緩和されそうです。それでも平年に比べると高め状況は継続します。

西・東日本は曇りや雨の日が増加

南からの湿った空気が流れ込みやすいことで、西日本、東日本は曇りや雨の日が増える見込みです。

全体として気温が高い傾向でも、晴れる日と雨が降る日の気温差は大きくなります。

また、降水量は太平洋側を中心に平年よりも多く、日照時間は少ない傾向ですので、3月後半の天気と気温が桜開花に大きな影響を与えそうです。晴れて気温の高いタイミングで一気に咲くのか、日差しが少なく、咲くのに時間がかかるのか注目されます。

>>この先3か月間の天気傾向