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高温に関する異常天候早期警戒情報 関東甲信のみ発表なし

2019/02/28 14:53 ウェザーニュース

気象庁は28日(木)、関東甲信を除く北海道から沖縄にかけての全国を対象に高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しました。
<地域別>この先の天候 長期見解
2月後半も全国的に平年より気温の高い状況が続いています。3月に入っても大きな変化はなく、高温傾向となりそうです。気象庁は3月5日(火)頃からの一週間、気温が平年より2℃前後上回る可能性が高いことから、高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しました。

ただ、今回は関東甲信地方のみ発表されていません。来週にかけては周期的に日本付近を南岸低気圧が通過し、関東甲信地方には北東からの冷たい空気が入りやすくなりそうです。このため、ほかの地域に比べると関東甲信地方の高温傾向は抑えられると見られます。

北東の風が吹き込んで雨が降ると昼間でも10℃を下回る日がある一方、晴れると15℃を超える日が出てきますので、関東は体感変化が大きくなりそうです。体調を崩さないよう注意が必要です。

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▼平均気温の平年との差
北海道
+2.2℃以上 (3/5頃からの一週間)

東北
+2.1℃以上 (3/5頃からの一週間)

北陸
+2.2℃以上 (3/5頃からの一週間)

東海
+2.2℃以上 (3/5頃からの一週間)

近畿
+2.4℃以上 (3/5頃からの一週間)

中国
+2.3℃以上 (3/5頃からの一週間)

四国
+2.3℃以上 (3/5頃からの一週間)

九州北部
+2.3℃以上 (3/5頃からの一週間)

九州南部・奄美
+2.1℃以上 (3/5頃からの一週間)

沖縄
+2.3℃以上 (3/5頃からの一週間)

異常天候早期警戒情報とは

原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に気象庁から発表されます。