8月30日から9月5日までの一週間で奈良県上北山村で1814.5mm、三重県大台町で1630.0mmを観測するなど、年間雨量の半分~6割に及ぶ豪雨となり、気象庁による解析雨量では2000mmを超える雨が降ったと見られています。
(参考:東京の年間降水量1528.8mm)
(参考:東京の年間降水量1528.8mm)
大雨により「深層崩壊」が頻発
大量の雨が地中に染み込んだ影響で、紀伊半島では大規模な土砂災害に見舞われました。
特徴的だったのが「深層崩壊」が頻発した点です。表土の部分が流れ落ちる表層崩壊に比べ、基盤から崩れる深層崩壊は流出する土砂の量が桁違いに多くなります。
特徴的だったのが「深層崩壊」が頻発した点です。表土の部分が流れ落ちる表層崩壊に比べ、基盤から崩れる深層崩壊は流出する土砂の量が桁違いに多くなります。
2019年4月30日で「平成」が終わります。ウェザーニュースでは、平成30年間に起こった気象や災害などを、過去の資料などをもとに連日振り返っていきます。
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