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平成史 台風② 平成5年13号 平成最強勢力で上陸

2019/02/19 07:32 ウェザーニュース

平成5年台風13号は9月3日に鹿児島県薩摩半島南部に上陸しました。

その中心気圧は930hPa、1951年以降の統計に置いても3番目の低さで、平成では最も強い勢力でした。

台風13号は中心気圧が低かったものの、大きさがそれほどでもなかったことで、影響は九州に集中。

特に鹿児島県は8月以降の相次ぐ豪雨(平成5年8月豪雨)で、すでに被害が出ていた所に台風が直撃して土砂災害が頻発しています。

鹿児島県内だけで33人の方が亡くなり、全壊家屋が226棟、半壊家屋は706棟にのぼりました。
平成5年は記録的な冷夏に見舞われ、台風の上陸数は当時の年間最多タイとなる6個(その後、2004年に10個上陸)。そのうちの3個は九州に上陸しました。

「8・6水害」を始めとする平成5年8月豪雨と、この台風13号による被害は甚大で、1993年の鹿児島市の年間降水量は4022.0mmと現在も観測史上1位の記録になっています。

記憶にも記録にも残る年です。
2019年4月30日で「平成」が終わります。ウェザーニュースでは、平成30年間に起こった気象や災害などを、過去の資料などをもとに連日振り返っていきます。
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