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来週また南岸低気圧も、東京をはじめ広く雪ではなく雨に

2019/02/13 14:18 ウェザーニュース

2月に入り、本州の南の海上で低気圧が発生したり、通過するパターンが多くなっています。

来週にかけても同様の傾向が続き、特に19日(火)~20日(水)にかけては南岸低気圧が発達しながら通過する見込みです。

ただし、この南岸低気圧によって雪が降るのは山間部や北日本のごく一部だけ。東京都心を含む太平洋側のほとんどの所は雨になります。

雪を降らせる寒気は北上

先週から日本の上空に流れ込んでいた強い寒気は、今週末から後退傾向です。

低気圧が通過する20日(水)頃の上空1500m付近の気温は、関東から西日本の太平洋側で6℃。条件により雪の可能性があるマイナス3℃のラインは、東北北部まで北上しそうです。

このため、西日本や東日本の市街地で雪になることはありません。

融雪災害に注意

むしろ雪の多いエリアでも雨になる可能性があり、その場合は落雪や雪崩、ツララの落下、道路冠水、浸水、河川の急な増水などが懸念されます。
>>融雪災害の種類や注意点【過去記事】

この時期としては雨量が多くなることも考えられますので、今後の情報にご注意ください。