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厳寒の出口ようやく見える 週明けは北海道も真冬日解消へ

2019/02/12 15:15 ウェザーニュース

先週後半から日本付近に次々と流れ込んでいる寒気。北日本を中心に広い範囲で寒い日が続いています。こうした寒さの出口がようやく見えてきました。

17日(日)以降は徐々に寒さ和らぐ

北極育ちの寒気が先週後半から北日本を中心に次々に流れ込み、寒さが続いています。札幌は8日(金)の最高気温-10.1℃を底に昨日11日(月)まで一週間続けての真冬日。今日12日(火)も15時までの最高気温が-3.7℃で真冬日は濃厚です。

今週はこのまま気温が低く、16日(土)までは真冬日濃厚。ただ、17日(日)頃から気温が上昇に向かいます。
上空1500m付近の寒気の様子を見ていくと、平地で雪を降らせる目安の-6℃のラインは14日(木)の段階で関東南部~九州北部まで南下しているのに対し、19日(火)は津軽海峡付近まで北上する予想です。

北日本のみならず、全国的に来週は寒さが落ち着いて、春らしさが増してきます。ただ、その分だけ小康状態だった花粉の飛散が本格化する心配もありますので、ご注意ください。