明日2月4日(月)にかけて、低気圧が発達しながら日本海を進んで北日本を通過します。この低気圧や前線の影響で広範囲で雨が降り、荒れた天気となるところがありそうです。西日本や東日本では、強雨や落雷等に注意してください。

4日(月)に北日本を通過した低気圧はさらに発達し、明後日5日(火)にかけて強い冬型の気圧配置となるため、日本海側の地域を中心に大雪に警戒が必要です。風も強まるので、吹雪による視界不良にも注意してください。北海道では道東でも大雪となるおそれがあります。

また、気温の変化が大きくなるため、積雪が多い地域では雪崩や落雪などにも警戒が必要です。

立春を迎える明日4日(月)は、低気圧が引き込む暖かな空気の影響で、関東や東海、近畿などなどでは15℃前後まで気温が上がるところが多くなります。暦通り、春の始まりを予感させる暖かさとなりそうです。この時に吹く南風が強まることで、関東地方では春一番が発表されるかもしれません。

ただ、この暖かさと強風で花粉が飛びやすくなる気象条件となるため、気になる方はマスクなど対策をしておくと良さそうです。

暖かくなるのは一時的で、5日(火)以降は再び寒い日も多くなります。気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意してください。

6日(水)頃は、本州の南を低気圧が東進する予想で、太平洋側の地域でも雨や雪が降るところがありそうです。

雨雲のかかる範囲や、降るものが雨か雪かはまだ予想が難しい状況ですので、随時最新の天気予報を確認するようにしてください。