雨雪を左右する低気圧のコース
低気圧が南海上を通過する際に、関東で雨か雪を左右する大きな要因の一つは低気圧の位置です。都心で雪になる場合「八丈島付近を低気圧が通過」することが多くあります。低気圧に向かって北からの冷たい空気が流れ込むことと、降水をもたらす雲が十分に陸地にもかかり、雪としてしっかりと降るためです。
低気圧が近すぎると、低気圧の中心付近の暖かい空気に覆われるため雨となり、離れすぎると雪になっても量が少なかったり、降らなかったりします。
低気圧が近すぎると、低気圧の中心付近の暖かい空気に覆われるため雨となり、離れすぎると雪になっても量が少なかったり、降らなかったりします。
6日の低気圧のコースは?
6日に通過する予想の低気圧の場合、予測モデル間でばらつきが大きくなっています。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)や気象庁の予測モデル(GSM)は陸地に近いところを通過する予想で、この場合は太平洋側では広く雨になります。
一方、アメリカのGFSは八丈島付近を通過する予想で、この場合は、関東南部でも雪になるほどの寒気の強まりとなります。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)や気象庁の予測モデル(GSM)は陸地に近いところを通過する予想で、この場合は太平洋側では広く雨になります。
一方、アメリカのGFSは八丈島付近を通過する予想で、この場合は、関東南部でも雪になるほどの寒気の強まりとなります。
もう一つのカギは降水強度
6日の低気圧は発達しながら通過し、強い降り方になることが予想されます。その場合、冷たい空気が地上付近まで降りてくることになり、雨を雪に変える可能性があります。
ウェザーニュースの予想では、今のところ6日の関東南部は雨のところが多いとみていますが、低気圧のコースや降水強度によっては雪に変わるブレがあります。予測モデル間の計算にも差があるため、引き続き最新の予想にご注意ください。
>>ピンポイント天気予報を確認
ウェザーニュースの予想では、今のところ6日の関東南部は雨のところが多いとみていますが、低気圧のコースや降水強度によっては雪に変わるブレがあります。予測モデル間の計算にも差があるため、引き続き最新の予想にご注意ください。
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