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氷にツノ? 厳しい冷え込みで”逆さつらら”が出現 岐阜・各務原市

2019/02/01 14:29 ウェザーニュース

今日1日(金)の朝は、北日本や東日本内陸部を中心に氷点下の冷え込みになりました。そんな中、岐阜県各務原市では、氷にツノが生えたような珍しい現象が見られました。

氷にツノが生えた!?

岐阜県各務原市
「日陰の小さな水たまりに氷が張っていたのですが、氷からツノが生えたというか逆さに氷柱ができました」

これは「逆さつらら」と呼ばれる現象です。

水は、ある程度まで冷えると体積が増える性質があります。
水の表面が凍ってから中の水が冷えて体積が増えると、行き場を失った水が表面の氷の一部から噴き出すように出てきます。
それが下から上へと少しずつ凍ってできるのが、この「逆さつらら」です。

関東でもつららを発見

左:千葉県千葉市 右:茨城県水戸市
また、低気圧が通過して雪が降った千葉県や茨城県でも、小さなつららをを見ることができました。

つららとは、積もった雪が融けて落ちる前に凍って上から下に伸びるように形成される柱上の氷を指します。豪雪地帯ではツララの長さが数mに及ぶ場合もあります。

2日(土)朝も各地で氷点下の冷え込み

明日2日(土)朝も、全国的に0℃前後まで冷え込む予想です。
関東や東海の市街地では雪は解け、路面も乾いているため、今朝のようなつららは見られないかもしれません。しかし、厳しい寒さとなるため、しっかり寒さ対策をしてお過ごしください。