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甲信エリアで積雪増 東京はまだ雨も気温は3℃台まで低下

2019/01/31 21:21 ウェザーニュース

今日31日(木)夕方から本格的に雨が降り出した関東エリア。

気温はじわじわと下がっていて、21時の気温は東京で3.3℃、埼玉県熊谷は2.9℃を観測しています。ウェザーニュース会員からの天気報告では茨城県北部や東京の多摩西部などで雪に変わり、箱根周辺では雪が積もっているものの、都心や横浜周辺などはまだ雨です。今後はさらに寒気が南下し、当初の予想よりは少し遅い22時前後から雪に変わる所が増えてきそうです。

甲信エリアは一足早く積雪

「この冬初めて雪が降ってます」(富士吉田市20:38)
一方で、早い時間から雪になっている甲信エリアは積雪が増えています。21時の段階で山梨県河口湖で10cm、長野県松本は1cmの積雪を観測しました。22~23時頃まで雪が続く見込みで、もう少し積雪は増えそうです。

日付が変わった後は急速に天気が回復し、明け方にかけて冷え込みが強まります。雪が積もったエリアだけでなく、雨で路面が濡れたエリアでも凍結の恐れがありますので、1日(金)朝の特に早い時間は十分な注意が必要です。

こんな場所は要注意!

車の運転では、特に注意なのが風通しのよい橋の上やトンネルの出入り口付近、日陰の道路です。

風通しのよい橋の上は、地面が保温の役割を果たしてくれず、風によってさらに冷やされるため、非常に気温が下がりやすく凍結しやすいと考えられます。

一方、トンネル内は雨や雪がなく凍結リスクが少ないですが、トンネルの出入り口付近は急に路面状況が変化するため、要注意です。

万全の対策を

歩行の際はスパイク付きの靴、車を運転する際はスタッドレスタイヤなど、専用の装備がオススメです。

また、運転時は
・「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」は避ける
・しっかり車間距離をとる
・無理せず譲る
などもポイントになります。

もちろん、危険な状況での外出は避けたほうが良いですが、やむを得ない時は、出来る限り事前に対策をしてお出かけください。