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関東以西は高温の2月 北日本は寒暖差大(気象庁 1か月予報)

2019/01/31 15:38 ウェザーニュース

気象庁は、31日(木)に最新の1か月予報(2月2日〜3月1日)を発表しました。
それによると、日本列島の南北で大きく異なる天気傾向となりそうです。

2月は高温傾向、さくらも順調に生長

2月は北日本を中心に寒気が断続的に通過し、寒暖差が大きくなります。特に2月の前半は強い寒気の南下により大雪に注意が必要です。北海道には2月5日頃からの約一週間、気温が平年に比べて大幅に低くなるとして、低温に関する異常天候早期警戒情報を発表しています。

一方でこの寒気は東・西日本まで南下しない予想。気温が平年より高い確率は60%と高く、暖冬傾向が継続します。特に九州南部や沖縄には暖かな空気が流れ込み、2月5日頃からの約一週間、気温が平年に比べて大幅に高くなる見込みです。こちらには高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しています。

2月の気温が高いことで、桜のつぼみの成長は順調に進みそうです。ただ、九州南部などは冬の間の高温傾向が続くことで、十分に休眠打破が行われず、開花が遅れる可能性も出てきています。

乾燥続きの太平洋側も”平年並”へ

冬型の気圧配置が長く続かず、周期的な天気変化をするため、全国的に降水量は平年並みか多い予想です。沖縄や九州南部は湿った空気が流れ込むため、一時的に雨の強まることもあります。

» この先3か月間の天気傾向