国内:26日(土)は強い地震が立て続けに発生
26日(土)は強い地震が立て続けに発生しました。
26日(土)14時16分頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.3、深さ約10kmの地震が発生。熊本県和水町で震度5弱、山鹿市や玉東町で震度4を観測しました。
1月3日に発生したM5.1、最大震度6弱の地震とほぼ同じ位置、メカニズムで余震もしくは一連の活動と考えられます。
強い揺れとなった和水町などは3日と今回の揺れによって、建物に影響していたり、地盤が緩んでいる可能性があるので注意が必要です。
26日(土)14時16分頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.3、深さ約10kmの地震が発生。熊本県和水町で震度5弱、山鹿市や玉東町で震度4を観測しました。
1月3日に発生したM5.1、最大震度6弱の地震とほぼ同じ位置、メカニズムで余震もしくは一連の活動と考えられます。
強い揺れとなった和水町などは3日と今回の揺れによって、建物に影響していたり、地盤が緩んでいる可能性があるので注意が必要です。
17時23分頃には岩手県沖を震源とするM5.7、深さ約30kmの地震が発生。青森県八戸市や岩手県盛岡市で震度4、東北北部の広い範囲で震度3を観測しています。
こちらは東日本大震災の余震域。今回と同じような震源でM5.5以上の地震は2017年12月16日以来、1年1か月ぶりです。
過去5年間で見ても同規模の地震が6回発生、うち2回は震度5弱以上の揺れを観測していますので、油断が出来ないエリアです。
こちらは東日本大震災の余震域。今回と同じような震源でM5.5以上の地震は2017年12月16日以来、1年1か月ぶりです。
過去5年間で見ても同規模の地震が6回発生、うち2回は震度5弱以上の揺れを観測していますので、油断が出来ないエリアです。
海外:アフリカの南東海上でM6.7
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は4回発生しています。
23日(水)アフリカの南東海上でM6.7の地震が発生しました。近くに定住者がいる島はなく、津波の発生もなかったため、特に影響は出ていません。
メカニズムは正断層型で、引っ張られたプレートの一部が破壊する過程で発生したと考えられます。この付近はアフリカプレートと南極プレートの境界付近です。プレート同士が離れ合う南西インド洋海嶺で、地震の発生はそれほど多くはありません。M7以上の地震で記録が残っているのは直近で1951年のM7.5。また、1942年にはM8.0の地震が発生しました。
23日(水)アフリカの南東海上でM6.7の地震が発生しました。近くに定住者がいる島はなく、津波の発生もなかったため、特に影響は出ていません。
メカニズムは正断層型で、引っ張られたプレートの一部が破壊する過程で発生したと考えられます。この付近はアフリカプレートと南極プレートの境界付近です。プレート同士が離れ合う南西インド洋海嶺で、地震の発生はそれほど多くはありません。M7以上の地震で記録が残っているのは直近で1951年のM7.5。また、1942年にはM8.0の地震が発生しました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。