facebook line twitter mail

週末は京都など近畿市街地でも積雪注意 北陸や東北南部は大雪に警戒

2019/01/25 15:18 ウェザーニュース

上空5000m付近で-39℃近い非常に強い寒気が本州付近を通過する影響で、26日(土)は西日本から東北南部にかけての広い範囲で雪が降りそうです。

山陰や近畿北部ではまとまった雪に

強い寒気が流れ込む西日本は活発な雪雲が次々に流れ込むため、雪のところが多くなります。

近畿北部から中国地方の内陸では10cmを超える雪が積もり、山沿いでは30cmに達することがありそうです。
年明け以降、まとまった雪が降っていなかったので、しっかりと雪対策を行ってください。
>>最新の雨雲・雪雲レーダー

京都や滋賀など市街地でも積雪予想

寒気が強いため、雪雲は日本海側だけに留まらず、近畿の中部から南部にも流れ込みます。京都や滋賀は市街地でも雪が積もりそうです。

高速道路や東海道新幹線にも影響が出るおそれがあるので、移動される方は最新情報の確認をお願いします。

また、九州や四国も山沿いを中心に積雪のおそれがありますので、車の移動には滑り止めが必要です。

東日本の内陸は積雪急増に警戒を

寒気の中心に近い北陸や岐阜県飛騨地方、長野県や群馬県の北部は50cmを超える新たな雪が積もりそうです。積雪急増によって、車での移動が困難になることも考えられますので、雪への対策は早めに済ませるようにしてください。

一度に多くの雪が降ることで、雪崩や落雪も起こりやすくなります。

仙台など東北南部の太平洋側でも大雪に

また、東北の沖合で低気圧が発達するため、福島県から宮城県にかけては太平洋側でも雪が強まりそうです。
福島県は中通りや浜通りの多いところで10cm以上、仙台市内でも5cmを超える積雪が予想されています。

雪のピークは26日(土)の早朝にかけてで、朝は除雪が必要なところが増えそうです。外出の予定がある場合は、早めに準備を始める必要があります。
>>このあとの詳しい積雪予想