全国で推計約213万人
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約213.0万人となり前週の推計値、約163.5万人から約50万人も増えています。
年齢別では、0~4歳が約25.4 万人、5~9歳が約35.4万人、10~14歳が約26.0万人、15~19歳が約13.6万人、20代が約18.9万人、30代が約21.0万人、40代が約24.1万人、50代が約18.1 万人60 代が約14.2 万人、70代以上が約16.2 万人となっています。
また、今シーズンの累積の推計受診者数は約541.5 万人となりました。
年齢別では、0~4歳が約25.4 万人、5~9歳が約35.4万人、10~14歳が約26.0万人、15~19歳が約13.6万人、20代が約18.9万人、30代が約21.0万人、40代が約24.1万人、50代が約18.1 万人60 代が約14.2 万人、70代以上が約16.2 万人となっています。
また、今シーズンの累積の推計受診者数は約541.5 万人となりました。
さらに、一医療機関の患者数は、大流行した去年のピーク時とほぼ同レベルとなりました。このままのペースだと来週は更に増加し、昨年以上の大流行になることが懸念されます。
まだまだ続く乾燥、さらなる感染拡大に警戒
年明け以降、太平洋側を中心に空気が乾燥している状態が続いています。
東京では、1月に入って乾燥注意報が発表されていない日は6日間のみで、降水量もわずか0.5ミリ。その他の太平洋側でも空気の乾燥状態が続いてます。
この先もしばらくは、空気をしっかり潤してくれるほどの雨は期待できそうにありません。マスクや手洗いなどのインフルエンザ対策もしっかりと行うようにしましょう。
東京では、1月に入って乾燥注意報が発表されていない日は6日間のみで、降水量もわずか0.5ミリ。その他の太平洋側でも空気の乾燥状態が続いてます。
この先もしばらくは、空気をしっかり潤してくれるほどの雨は期待できそうにありません。マスクや手洗いなどのインフルエンザ対策もしっかりと行うようにしましょう。
感染予防として効果的な手の洗い方
横浜相原病院(神奈川県横浜市)の吉田勝明院長に、効果的な手洗い方法を伺いました。
インフルエンザ流行時は外出から戻ったら必ず手を洗うことが感染予防の基本になります。
「手術室に入る外科医はヒジから先の手をおよそ15分かけて洗いますが、そこまでしなくても、外出から戻ったら石鹸やハンドソープを使って1分間は手洗いしてください」(吉田院長)
インフルエンザ流行時は外出から戻ったら必ず手を洗うことが感染予防の基本になります。
「手術室に入る外科医はヒジから先の手をおよそ15分かけて洗いますが、そこまでしなくても、外出から戻ったら石鹸やハンドソープを使って1分間は手洗いしてください」(吉田院長)
石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。
参考資料など
厚生労働省HPより