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首都高で「降雪予報」「滑止装置携行」
これの意味とは?

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2019/01/25 17:29 ウェザーニュース

こちらの写真は、本日25日(金)に撮影された首都高速の電光掲示板の様子です。車で首都高を運転した方は目にしたのではないかと思います。

「あれ?そんなこと天気予報で言ってたかな?」なんて、ちょっとドキッとした方もいらっしゃったかもしれません。

そこで、首都高速道路に取材をしてみました。

表示される条件とは?

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「『本日降雪予報』『滑止装置携行』という情報は、基本的に少しでも降雪の予報があれば、注意喚起のために降雪前に文字情報版に出しています。掲載内容は気象情報やその時の路面状況などによって適切に注意喚起できるよう適宜調整しています」(首都高速道路)

「また『滑止装置携行』は、本日だけでなく冬季期間(12~3月)は常に注意喚起している内容です。積雪又は凍結している道路では、その路面状況に応じて滑り止めの措置を講じることが道路交通規則にもなっているため、チェーン・冬用タイヤなどの滑止装置を事前にご用意の上、利用していただくよう注意喚起しております」(首都高速道路)

なるほど。
「雪予報」といっても、必ずしも雪国のように降り積もる場合でだけでなく、ちらっと舞う予想の場合でも表示されているんですね。

また、(予報会社としてはあまり大きな声では言えませんが…)予想に反して急に雪が降るケースも考えられるため、常にチェーンなどの滑り止め装置を携行していた方が安心かもしれませんね。

それぞれの表示が出る条件などを知っておけば、私達一般ドライバーもより安全な対策をとることができるのではないでしょうか。

今夜の東京都心周辺は積雪の心配なし

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最新の見解では、25日(金)夜〜明日26日(土)の東京都心など関東南部は雪が舞う程度で、雪が積もるようなことはないと見ています。

一方、関東北部では、平地でも雪が積もる可能性があります。
首都高から関東北部や長野方面へドライブする際は、ノーマルタイヤでは危険なので冬装備でお出かけください。

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