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北海道・知床半島に流氷が接岸

2019/01/24 12:18 ウェザーニュース

今日1月24日(木)11時、北海道の網走気象台から、知床半島の一部に流氷が接岸している模様と発表がありました。

道東を通過した低気圧に向かって吹き込む北寄りの風によって、オホーツク海にあった流氷が海岸線に近づきました。

最新の流氷見解

ウェザーニュース アイスセンターによる海氷解析
オホーツク海周辺では25日(金)にかけて、北寄りの風が強く吹く見込みです。
そのため、流氷はさらに南下し、接岸の範囲が広がる予想です。

天気図で接近がわかる!?

冬の間、接近したり遠ざかったりを繰り返す流氷。どんな日に接近しやすいかは、実は天気図の気圧配置から推測することができます。

流氷は、オホーツク海の海岸には、北風が吹くときに近づき、北西〜西風が吹くときに岸から遠ざかりやすくなります。

北風が吹くのは、低気圧が北海道の南を通過して東の海上に去ったころになります。北西〜西風が吹くのは低気圧が千島列島北部で発達した時です。
週間天気図でこのような気圧配置が続くと、流氷の接岸する可能性が高まります。