乾燥や強風時に火災警報を発令
火災警報が出される基準は市町村によって異なりますが、実効湿度(木材の乾燥度合)60〜65%以下、最低湿度30〜40%以下、最大風速7m/s以上が見込まれる場合、あるいは湿度に関係なく平均風速10m/s以上の風が1時間以上連続して吹くことが見込まれる場合です。
住民に火の使用制限
火災警報が発令されると、消防署員は住民に広報したり、火災発生に備えて署員を非常召集したりと大忙しです。
一方、住民に対して火の使用制限が課されます。市町村の条例によって多少違いますが、次のことは共通しています。
(1)山林・原野に火入れ(野焼き)をしない
(2)花火をしない
(3)屋外で火遊び・焚き火をしない
(4)屋外の可燃物の付近で喫煙しない
(5)屋内で裸火(はだかび)を使用するときは、窓、出入り口を閉じて行う
一方、住民に対して火の使用制限が課されます。市町村の条例によって多少違いますが、次のことは共通しています。
(1)山林・原野に火入れ(野焼き)をしない
(2)花火をしない
(3)屋外で火遊び・焚き火をしない
(4)屋外の可燃物の付近で喫煙しない
(5)屋内で裸火(はだかび)を使用するときは、窓、出入り口を閉じて行う
ガスは窓や出入り口を閉じて使う
火の使用制限で意外なのは、最後の項目でしょう。裸火とは、覆いや囲いがなく、炎が露出して燃えている火のことで、たとえばガスコンロの火です。火災警報が出ているときは風が強いので、そうした裸火を使うときは窓や出入口を閉じて、風が吹き込まない状態で使うようにしてくださいということです。
もし、火災警報発令中に窓や出入り口を開けたままガスコンロを使うと、火の使用制限に違反することになります。違反すると「30万円以下の罰金または拘留」(消防法44条)となりますので用心してください。
もし、火災警報発令中に窓や出入り口を開けたままガスコンロを使うと、火の使用制限に違反することになります。違反すると「30万円以下の罰金または拘留」(消防法44条)となりますので用心してください。
参考資料など
防府市【「火災警報」って知ってる?】