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阪神・淡路大震災後に発生したM7超の直下型地震は4回

2019/01/17 14:27 ウェザーニュース

1995年の今日1月17日に発生した阪神・淡路大震災はマグニチュード(M)7.3のいわゆる直下型の地震でした。

同じように活断層の活動によるM7以上の地震は、その後も何度か発生しています。

平成12年 鳥取県西部地震

気象庁HP 震度データベース検索 より
2000年10月6日には、鳥取県西部を震源とするM7.3、深さ9kmの地震が発生。鳥取県の境港市や日野町で震度6強を観測しました。

鳥取県を中心に多くの住宅被害が発生したものの、幸い亡くなった方はいませんでした。

気象庁は「平成12年(2000年)鳥取県西部地震」と名称を定めています。

平成17年 福岡県西方沖の地震

気象庁HP 震度データベース検索 より
2005年3月20日には、福岡県北西沖を震源とするM7.0、深さ9kmの地震が発生。福岡市や糸島市で震度6弱を観測しました。

大都市の福岡市を襲った地震ということで、ビルからガラスの落下が相次ぐなど建物に大きな被害が発生、1人の方が亡くなっています。

平成20年 岩手・宮城内陸地震

気象庁HP 震度データベース検索 より
2008年6月14日には、岩手県内陸南部を震源とするM7.2、深さ8kmの地震が発生。奥州市で震度6強を観測しました。

この地震で特徴的だったのが土砂災害。震源に近い栗駒山周辺で山体崩壊や土砂崩れが多数発生し、17人の方が亡くなっています。

気象庁は「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」と名称を定めています。

平成28年 熊本地震

気象庁HP 震度データベース検索 より
2016年4月16日には、熊本県熊本地方を震源とするM7.3、深さ12kmの地震が発生。益城町と西原村で震度7を観測しました。

”前震”と言われる4月14日の地震を含む一連の地震活動で甚大な被害が発生し、200人を超える方が亡くなっています。

気象庁は「平成28年(2016年)熊本地震」と名称を定めています。

このように阪神・淡路大震災発生以降の24年で同規模の地震は4回発生。地震は必ずしも周期的に来るわけではありませんが、平均すると5年強に1度は日本列島のどこかが直下型の地震に見舞われるおそれがあるということになります。

去年発生した北海道胆振東部地震(M6.7)のように、M7未満でも大きな被害をもたらすことがあり、それを加えれば頻度はさらに高くなります。

常日頃からの準備が欠かせません。
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