気象庁が口永良部島本村西に設置している監視カメラの画像では噴火直後、一面が火山灰に覆われた様子が捉えられました。ただ、大量の火山灰の噴出は長時間は続かず、10分ほど後には山頂付近の様子が確認出来るようになりました。ただ、引き続き噴煙が確認できる状況です。
気象庁の観測によると噴煙は火口上500mに達した所で雲に隠れましたが、衛星画像で上空の雲より高い所に達していることが確認出来ます。雲頂高度が5000m前後と見られるため、少なくとも噴煙は5000m以上に達したと考えられます。
また、この噴火に伴い、火砕流が発生。新岳火口から南西側と北西側に約1.5km流下しました。
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気象庁の観測によると噴煙は火口上500mに達した所で雲に隠れましたが、衛星画像で上空の雲より高い所に達していることが確認出来ます。雲頂高度が5000m前後と見られるため、少なくとも噴煙は5000m以上に達したと考えられます。
また、この噴火に伴い、火砕流が発生。新岳火口から南西側と北西側に約1.5km流下しました。
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口永良部島は2015年5月29日に爆発的噴火を起こし、噴火警戒レベルが5に引き上げられ、全島避難が行われました。その後、活動は小康状態になったものの、2018年秋からは断続的に噴煙を上げる噴火が発生していました。
噴火警戒レベルは3の火口周辺警報(入山規制)が継続されています。
噴火警戒レベルは3の火口周辺警報(入山規制)が継続されています。