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北日本は今夜から再び荒天　17日(木)は暴風雪に警戒

2019/01/16 11:06 ウェザーニュース

昨夜から今日16日(水)朝にかけて低気圧が急発達しながら通過した影響で、北海道は道北エリアを中心に大荒れとなりました。

最大瞬間風速は宗谷岬で42.5m/s、稚内で33.6m/sと暴風を観測しています。
宗谷岬は統計期間が2008年秋からと短いながらも、観測史上1位の記録を更新する猛烈な暴風となりました。

今夜以降はまた荒天に

上空の寒気の予想 16日(水)21時
昼間になって暴風の峠は越えましたが、今夜以降は再び荒天に見舞われそうです。

今夜遅くから明日17日(木)朝にかけて上空の気圧の谷が通過、その後ろからは上空1500m付近で－20℃以下の非常に強い寒気が北海道に流れ込みます。

猛吹雪に警戒

風の予想（17日(木)15時；上空1500m付近）
北日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、日本海側の各地は猛吹雪に見舞われそうです。

平均で15m/s以上、瞬間的には30m/sを超えるような暴風が吹き荒れ、雪が加わることでほとんど視界の効かない、“ホワイトアウト”の状態になるおそれがあります。
ホワイトアウトによる視界不良（2018年12月30日 山形県米沢市）
風雪が強い時の外出はできる限り避けて、落ち着いたタイミングでこまめに除雪をする必要がありそうです。
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