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旭川市江丹別で−29.8℃を観測 今冬の全国最低気温を記録更新

2019/01/14 08:10 ウェザーニュース

今日1月14日(月)は、晴れた朝を迎えた北海道の上川地方などで冷え込みが強まりました。北海道旭川市郊外のアメダス江丹別(えたんべつ)では、6時55分に−29.8 ℃の最低気温を観測し、この冬の全国最低気温の記録を更新しました。
他にも、富良野で−28.0℃を観測するなど、今季一番の寒さとなっているところがあります。
北海道上士幌町 けさ6時半頃
今朝の最低気温の平年差 気象庁HPより
日本海からの雪雲に覆われる日が多い上川地方では、昨日に引き続き晴れたことで放射冷却現象が強まり、気温が大幅に下がったものとみられます。
7時時点で、全国926地点のうち北海道の旭川や岩手県の盛岡など81地点で、この冬これまでで一番の寒さを記録しています。

◆今朝の最低気温(8時まで)
 旭川  −21.1 ℃(今季最低)
 札幌  −8.7 ℃
 仙台  −1.2 ℃
 東京  1.3 ℃
 名古屋 −0.2 ℃
 大阪  2.6 ℃
 福岡  5.6 ℃
 那覇  15.9 ℃

北海道は昼間も気温は氷点下

14日(月)の予想気温
北海道では昼間も寒く、最高気温が0℃に届かない真冬日となるところが全道的に多くなる予想です。−29.5℃を観測した江丹別では、昼間は朝より気温が25℃近くも上昇して最高気温が−6℃まで上がる予想ですが、それでも氷点下のままとなります。

東日本や西日本では、昼間は気温が10℃以上となるところが多い予想です。晴れるところが多いため、日なたでは日差しの温もりが感じられそうです。ただ、日陰では空気の冷たさが身にしみそうですので、寒暖差で体調を崩さないようご注意ください。

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