国内:種子島近海でM6.0の地震、広範囲で震度4を観測
8日(火)21時39分頃、種子島近海を震源とするM6.0の地震が発生しました。震源の深さは約30kmで、宮崎県日南市や鹿児島県鹿屋市、中種子町などで震度4、宮崎市や鹿児島市を始めとする広い範囲で震度3を観測しました。(速報値ではM6.4でしたが、その後の解析でM6.0となっています。)
種子島近海は日向灘などと同様、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに潜り込む領域で、地震のメカニズムは逆断層型です。種子島近海を震源とするM6以上の地震は2005年11月22日(M6.0、深さ146km)以来、浅い震源での同規模の地震としては1999年1月24日(M6.6、深さ40km)以来20年ぶりのことです。
この地震の余震域を見ると、南北方向に狭く、東西方向に広い傾向があります。これは断層の長さ(南北方向)に対し、幅(東西方向)が大きいというで、ずれた長さの割に規模が大きかったと考えられます。
種子島近海は日向灘などと同様、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに潜り込む領域で、地震のメカニズムは逆断層型です。種子島近海を震源とするM6以上の地震は2005年11月22日(M6.0、深さ146km)以来、浅い震源での同規模の地震としては1999年1月24日(M6.6、深さ40km)以来20年ぶりのことです。
この地震の余震域を見ると、南北方向に狭く、東西方向に広い傾向があります。これは断層の長さ(南北方向)に対し、幅(東西方向)が大きいというで、ずれた長さの割に規模が大きかったと考えられます。
海外:インドネシアでM6.6発生も大きな影響なし
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しています。
最も大きなものは7日(月)にインドネシアで発生したM6.6の地震です。震源が陸地から離れていたため、揺れによる影響はなし。津波も発生せず、被害の発生はありませんでした。
最も大きなものは7日(月)にインドネシアで発生したM6.6の地震です。震源が陸地から離れていたため、揺れによる影響はなし。津波も発生せず、被害の発生はありませんでした。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。