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週間天気 乾燥続く東京、久々に潤う週末は雨か雪か

2019/01/11 04:58 ウェザーニュース

■ この先1週間のポイント ■

・太平洋側は空気の乾燥続く
・週末は東京都心でも初雪の可能性

太平洋側は空気の乾燥続く

東京都青梅市1月10日「雨降れ雨降れ」という声も…
東日本や西日本の太平洋側は、空気の乾燥した日が続いています。

東京都心では去年の12月24日(月)以降、全く雨や雪が観測されておらず、昨日1月10日(木)まで18日連続で降水がありません。

寒候期で統計開始の1968年以降で、最も長い期間連続で雨や雪が降らなかったのは、1998年の21日間。今季は昨日までで18日連続ですが、東京は12日(土)頃まで晴れが続く予想で、過去3位以内に入る可能性が出てきています。

特に、受験生はマスクや手洗いなどで万全のインフルエンザ対策を行うようにしてください。

週末は東京都心でも初雪の可能性

この三連休は、本州の南の海上を低気圧が通過する予想です。

この低気圧は「南岸低気圧」と呼ばれるタイプで、低気圧が引き込む寒気によって、場合によっては太平洋側の地域で雪を降らせることがあります。

現時点の予想では、南岸低気圧は陸地から離れて進むため、直接的な影響はなさそうです。
しかし、その北側にある雨雲雪雲が関東南部周辺にかかる予想で、12日(土)夜~13日(日)朝に関東平野で雪の降る可能性があります。

東京は今のところ雨の時間がほとんどの予想ですが、一時的に雪となり初雪の可能性も。

都心周辺では積もるような降り方にはならず、積雪の心配はほぼありませんが、箱根や奥多摩、山梨県内など標高の高いエリアでは積雪にも注意が必要です。

なお、南岸低気圧の通過する位置やこの雨雲雪雲の予想は非常に難しいため、見解が大きく変化する可能性も残っています。
時期が近づいて精度が高まるにつれ、予報が変化する可能性があります。引き続き、最新の情報をご確認ください。