ある時間内か、ある時点かの違い
積雪は、踏み固めたりせず、自然の状態で積もった雪の深さのこと。対して降雪は、ある時間内に積もった雪の深さのことです。
具体例を挙げると、「今夜から明日の朝までに◯cmの雪が予想されています」と天気予報などで言っていた場合、ある時間内に積もった雪の深さを予想しているため、降雪ということになります。
一方、「▲▲市では◯cmの雪が積もっています。」とリポーターの方が実況している時は、現時点で雪が何cm積もっているかということなので、積雪になります。
具体例を挙げると、「今夜から明日の朝までに◯cmの雪が予想されています」と天気予報などで言っていた場合、ある時間内に積もった雪の深さを予想しているため、降雪ということになります。
一方、「▲▲市では◯cmの雪が積もっています。」とリポーターの方が実況している時は、現時点で雪が何cm積もっているかということなので、積雪になります。
どうやって計測している?
雪の深さを測るための道具として、積雪計というものがあります。
地面から2~4mの高さに設置された送受波器から、積もった雪面にレーザー光があたります。
そのレーザー光が戻ってくるまでの時間で雪の深さを測るという仕組みです。
1時間前の積雪量と現在の積雪量の差をだせば、降雪量の計測も可能となります。
地面から2~4mの高さに設置された送受波器から、積もった雪面にレーザー光があたります。
そのレーザー光が戻ってくるまでの時間で雪の深さを測るという仕組みです。
1時間前の積雪量と現在の積雪量の差をだせば、降雪量の計測も可能となります。
違いがわかると気象情報の見方も変わる
降雪と積雪の違いを知っていると、除雪作業や外出の計画を立てる時などに役立ってきます。
また、ニュースなどで「◯年ぶりの大雪」と聞いた時に、降った雪の量に注目しているのか、積もった雪の量注目しているのかわかると、災害意識の向上にもつながるのではないでしょうか。
これからはぜひ「降雪」と「積雪」という言葉にも注目して気象情報を確認してみてください。
また、ニュースなどで「◯年ぶりの大雪」と聞いた時に、降った雪の量に注目しているのか、積もった雪の量注目しているのかわかると、災害意識の向上にもつながるのではないでしょうか。
これからはぜひ「降雪」と「積雪」という言葉にも注目して気象情報を確認してみてください。
参考資料など
【参考・参照元】
金沢地方気象台「お天気まめ知識 積雪の深さと降雪の深さ」http://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/yuki/yuki.html
金沢地方気象台「お天気まめ知識 積雪の深さと降雪の深さ」http://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/yuki/yuki.html