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南シナ海で熱帯低気圧が発達中 台風発生の兆し

2019/01/01 15:13 ウェザーニュース

1月1日(火)12時現在、南シナ海南部で積乱雲がまとまり熱帯低気圧が発生しています。

気象庁によると、この熱帯低気圧は今後24時間以内に台風へと発達する見込みです。

▼熱帯低気圧 1月1日(火)12時
 存在地域   南シナ海
 移動     南西 15 km/h
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

▽予報 24時間後 1月2日(水) 12時
 擾乱種類   台風
 存在地域   南シナ海
 強さ階級   ー
 移動     西 15 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

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この熱帯低気圧は今後も西へと進み、タイランド湾をマレー半島方面へと進むものとみられます。日本への影響はありません。

年末年始での台風発生は珍しくはない

平年の台風発生数
もし台風が発生すれば、昨年11月22日に発生した29号以来、約1か月ぶりとなります。

普通、台風の発生が最も少なくなるのは、北半球で海水温が最も低い時期となる2月頃です。年末年始のこの時期に台風が発生することも珍しいことではありません。

実際、昨冬は2018年1月3日に台風1号が発生しており、その前の冬は2016年12月22日に台風26号が発生しています。

先週も太平洋で熱帯低気圧が発生し、発達の兆しがありましたが、フィリピン付近で衰弱して消滅していました。今回の熱帯低気圧は、そのやや西で発生しています。

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