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今夜、しぶんぎ座流星群が見頃に 1時間に30個程の流れ星に期待

2019/01/03 16:27 ウェザーニュース

三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が、今夜見頃を迎えます。

活動のピークは1月4日(金)の11時頃と予想されているため、観測には今日3日(木)夜から明日4日(金)の明け方にかけてがおすすめで、遅い時間ほど多くの流れ星を見ることができそうです。

天気は太平洋側ほど良好

気になる3日の夜から4日の明け方の天気ですが、比較的多くの地域で観測には好条件となりそうです。

日本海側では雲が多い夜空となりそうですが、西日本から東日本の太平洋側では澄んだ星空が見られる可能性が高くなっています。
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期待できる流星数は?

1月4日(金)4時頃 東京の空
★活動期間  12月28日(金)~1月12日(土)
★ピーク予想 1月4日(金) 11時頃

しぶんぎ座流星群は、出現する流星数の多さから、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と共に「3大流星群」の1つとされています。

極大を迎えるのは4日(金)の昼頃のため、4日の夜明け前に最も多くの流れ星が見られる見込みで、街明かりがなく空の開けたところでは、1時間に30個程度の流れ星を期待できそうです。

当日は月明かりの影響も無いため、観測にはまずまずの条件といえそうです。

しぶんぎ座流星群の特徴は?

活動が活発な期間が短い
流星群の流れ星は、彗星が残したチリの帯に公転している地球が差し掛かり、チリの粒が地球の大気に飛び込んでくることで観測することができます。
しぶんぎ座流星群のもととなるチリの帯は、地球の公転面と直角に近い角度で交差するため、地球はチリの帯を短時間で抜けてしまいます。

このため、しぶんぎ座流星群の活動は、ふたご座流星群やペルセウス座流星群など、他の流星群に比べて、活動が活発な期間(流れ星を多く観測できる期間)が短いという特徴があります。

多くの流れ星をみたいという方は、極大の時間に近く放射点が高く昇る、4日の未明〜明け方にかけての時間に観測するようにしましょう。

観測の際のポイント

流星群に属する流れ星は、「放射点」と呼ばれる天球上の一点から四方八方に流れますが、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。放射点の方向にはあまりこだわらず、空を広く見るようにしましょう。

放射点から離れるほど長い流れ星が観測できるので、長い流れ星を見たい方は放射点から遠いエリアを見るのがオススメです。

また、明るい屋内から暗い屋外に出たばかりの時は、夜空を見上げてもあまり星は見えません。しばらく夜空を見上げていると段々と暗さに目が慣れて星が見えるようになるため、観測の際は最低でも15分ぐらいは夜空を見上げるようにしましょう。

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