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インフル患者 一週間で3倍、31万人超に

2018/12/28 16:00 ウェザーニュース

28日(金)厚生労働省から発表された12月17日〜12月23日までのインフルエンザ発生状況によると、全国の推計患者者数が前週からほぼ3倍も増加していることがわかりました。

全国で推計約31.3万人

定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの 1 週間に受診した患者数を推計すると約 31.3万人となり前週の推計値、約 11.8万人から3倍近くも増えています。

年齢別では、0~4 歳が約 3.6 万人、5~9 歳が約 8.2 万人、10~14 歳が約 5.6 万人、15~19 歳が約 1.6 万人、
20 代が約 2.3 万人、30 代が約 2.7 万人、40 代が約 3.1 万人、50 代が約 1.9 万人、60 代が約 1.3 万人、70
代以上が約 1 万人となっています。

寒さ/乾燥進み、さらなる感染拡大に注意

今回の集計は23日までの数字となっていますが、23日以降、強烈な寒波の南下で各地ともさらに気温が下がっている他、28日(金)は東京都心は湿度が21%、横浜でも20%まで低下し、今季最も低くなっています。

年末にかけても寒気が断続的に南下する予想で、インフルエンザウィルスがさらに、活動しやすい環境になっています。

帰省ラッシュ、そしてふるさとへ帰省されてからも、手洗いとマスクなどでしっかりと予防してください