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澄んだ空気に”シルエット富士”くっきり

2018/12/15 18:32 ウェザーニュース

15日(土)の関東は午後になってもほとんど雲が広がることはなく、穏やかな冬晴れが続きました。視界もくっきりでオレンジ色に染まる西の空には雄大な富士山の姿を見せています。

浮世絵のごとく

栃木県 大田原市 御亭山
夕景の中に影絵のごとく黒くみえる富士山。東京ではこの冬はじめて乾燥注意報が発表されましたが、乾燥して空気が澄んでいた分シルエットがクッキリと見えています。

裾野には雲もたたずんでいて、まるで浮世絵のよう。
東京都 東久留米市
夕陽が山の背後に沈み、空には富士山による光芒が見られている様子も目撃されています。

明日は帽子をかぶるかも?

明日の日本列島は西からユックリと天気が下り坂。

もしかすると、富士山には白い帽子をかぶったような笠雲が現れるかもしれません。
笠雲が現れるとよく天気下り坂のサインと言われています。

大きな笠雲はそれだけ空気中の水蒸気が多いことを示しており、笠雲が確認できないような曇り空へと変化したら、雨は近いと言えそうです。