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沖縄で街並みを包み込む、低い虹のアーチ

2018/12/11 13:52 ウェザーニュース

沖縄県宜野座村より(11日13時頃撮影)

今日11日(火)、沖縄県宜野座村では低い虹が見られました。

沖縄とは言え、冬至が近いこの時期は太陽高度が低く、13時では40度未満です。
これは、虹が出現するギリギリの高度で、沖縄では昼間でも虹のチャンスがあります。
今日11日(火)の沖縄は小さな雨雲が時々通過し、そこに日が差したことで虹が現れました。
ちょうど名護の街並みを覆うように虹がアーチをかけています。

昼間の虹は低い虹、しかも季節限定?

虹は水滴が太陽の光が反射してできるため、必ず太陽の反対側に現れます。また、虹の一番外側の赤い光は必ず42度の角度を保っています。

朝夕よりも昼間の方が太陽が高い位置にあるため、昼間に見える虹は朝夕に見える虹よりも「低い虹」となるのです。

沖縄ではこのあとは雨の強まり注意

沖縄は活発な雨雲が近づいてくるため、夕方から夜にかけてザッと雨の強まることがありそうです。
急な雨の強まりにご注意ください。
>>最新の雨雲レーダー