接地逆転層とは
通常、空気の層は、地表に近いほど気温が高く、上空に向かうほど低くなっています。
しかし、朝の冷え込んだ空気は重いので下に沈み込み、地面に接したほんの数百mの層だけ気温が低く、その上空の気温が高いという「逆転した状態」になることがあります。
これが接地逆転層です。
しかし、朝の冷え込んだ空気は重いので下に沈み込み、地面に接したほんの数百mの層だけ気温が低く、その上空の気温が高いという「逆転した状態」になることがあります。
これが接地逆転層です。
昼近くなっても逆転層が残ったまま
放射冷却が強まる日は晴れて、日差しが出るとともに逆転層は解消されるのですが、今日は雲が増えて気温の上昇が鈍く、東京都心は11時の段階でも6℃ほどしかありません。
このため、昼近くなっても逆転層が残ったままです。冒頭の写真(東京港区から届いたもの)を見ても、遠くの山の稜線ははっきり見えるのに、麓のあたりは白っぽく霞んでいる様子がわかります。
今日は午後にかけても気温の上昇は見込まれませんので、低気圧の接近による雨で逆転層が解消されることになりそうです。
<GPS検索>ピンポイント天気予報
このため、昼近くなっても逆転層が残ったままです。冒頭の写真(東京港区から届いたもの)を見ても、遠くの山の稜線ははっきり見えるのに、麓のあたりは白っぽく霞んでいる様子がわかります。
今日は午後にかけても気温の上昇は見込まれませんので、低気圧の接近による雨で逆転層が解消されることになりそうです。
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