北海道で氷点下22℃を観測 北日本で今季これまでで一番の寒さ
2018/12/08 08:08 ウェザーニュース
今日12月8日(土)は、真冬並みの強い寒気が上空に流れ込み、北日本を中心にこの冬これまでで一番の冷え込みになっています。北海道道東の大樹町では、国内でこの冬初めて氷点下20 ℃を下回り、6時前には−22.0 ℃を観測しました。
7時30分時点で、全国927カ所の観測地点のうち、346地点で最低気温が0℃未満の「冬日」となっています。
道東の5地点で氷点下20℃に到達
札幌市からの投稿 窓ガラスの霜が凍って美しい模様を描いた
北海道の道東では、上空の強い寒気に加えて、晴れて放射冷却が効いたことで、一層厳しい冷え込みになったと考えられます。
◆今朝の最低気温ランキング(7時30分まで)
1.大樹 −22.0 ℃
2.境野(置戸町) −20.9 ℃
2.陸別 −20.9 ℃
4.中徹別(釧路市) −20.3 ℃
5.本別 −20.0 ℃
いずれも北海道道東
路面凍結等に注意
稼働中の消雪パイプ 今朝 新潟県小千谷市
毎年初冬の時期には、各地で車のスリップ事故や歩行者の転倒等が多発します。
路面が凍結している所も多くなっていますので、これまで暖かかったからと油断をせず、外出の際は十分注意してください。
また、次の週末は一気に真冬のような天気となる予想です。雪や寒さへの備えは早めに進めておきましょう。
ほぼ全道的に「真冬日」予想
8日(土)の予想気温
今日の北海道は、道東を中心に晴れるものの、ほぼ全道的に最高気温が0℃に届かない「真冬日」となる予想です。防寒を万全にしてお過ごしください。