笠雲とは?
山の頂上付近に雲がかぶさることがあり、このような雲を「笠雲(かさぐも)」と言います。
上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。
このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。
上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。
このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。
今日の富士山周辺は地上付近の風は弱いものの、3000m付近は20m/sを超える西風が吹いていて、笠雲を作り出しています。