(1)冷たい空気を入れない
換気の際や部屋の出入りなど、外の冷たい空気が流れ込む機会は意外に多いものです。こうした冷気をできるだけ部屋に入れないようにすることがポイントになります。
「昼はカーテンを開けて太陽光を積極的に取り入れます。自然の熱を蓄えておくことで、暖房の効率が上がります。しかし、窓や引き戸、ドア、サッシなど、冷気はあらゆるところから入ってきます。なるべく冷気が入って来ないよう、“すきまテープ”などを使うと良いでしょう」(重政さん)
「昼はカーテンを開けて太陽光を積極的に取り入れます。自然の熱を蓄えておくことで、暖房の効率が上がります。しかし、窓や引き戸、ドア、サッシなど、冷気はあらゆるところから入ってきます。なるべく冷気が入って来ないよう、“すきまテープ”などを使うと良いでしょう」(重政さん)
(2)暖気を循環させる
部屋の中で部分的に冷たくなっている場所を「冷気だまり」と言います。冷気は下に、暖気は上にたまる傾向があるので、部屋の空気を上手く循環させないと「いつまで経っても足元が寒い」状態が続いてしまいます。
「冷気だまりを防ぐために大切なことは、まずは床から暖めることです。エアコンの風向きを一番下に向けましょう。暖気は自然と天井に向かって上がっていくため、素早く、効率的に部屋を暖めることができます。次に、空気清浄機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させましょう。これにより、継続的に冷気だまりを防ぐことができます」(重政さん)
(3)温度・湿度を調節する
人間の体感温度には、温度と湿度のバランスが大きく影響します。暖房の設定温度を低めにしていても、湿度を上げることで体感温度を上げることができるのです。
「もし、自宅のエアコンに湿度調節機能がなければ、空気清浄機の加湿機能や加湿器を利用してください。他にも室内干しや霧吹きの使用などにより湿度を高く保つことで、体感温度を上げることができます。
インフルエンザウイルスの蔓延を防ぐことなども考慮すると、最適な湿度は40~60%と言われています。温度と一緒に、湿度も調節するようにしてみましょう」(重政さん)
電気料金プランの見直しや、新しい機器を購入しなくてもできる、手軽な対策です。ぜひ試してみてください。
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「もし、自宅のエアコンに湿度調節機能がなければ、空気清浄機の加湿機能や加湿器を利用してください。他にも室内干しや霧吹きの使用などにより湿度を高く保つことで、体感温度を上げることができます。
インフルエンザウイルスの蔓延を防ぐことなども考慮すると、最適な湿度は40~60%と言われています。温度と一緒に、湿度も調節するようにしてみましょう」(重政さん)
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