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抗酸化作用が抜群! イチゴ8粒で美肌と健康に!?

2019/01/27 18:10 ウェザーニュース

イチゴがおいしい季節になってきました。イチゴはとても身近な果物ですが、実は優れた美肌効果とアンチエイジングを持つ成分を豊富に含んでいるそうです。管理栄養士の柴田聡美先生にイチゴの栄養素について伺いました。

ビタミンCの含有量はレモンより上

ビタミンC、カルシウム、葉酸、カリウム、マグネシウム、食物繊維など、豊富な栄養素が含まれるイチゴ。美肌効果だけでなく風邪予防にも良いと言われています。
「特にビタミンCは100gあたり62mg含まれています。これはレモン果汁よりも多いのです。レモン果汁をそのまま100g飲むのは難しいですが、イチゴ100g(8粒程度)なら食べることはたやすいですから、ビタミンCを摂るにはイチゴは絶好ですね。ビタミンCには美肌効果がありますので、特に女性には食べていただきたい果物です」(柴田先生)

厚生労働省によると、ビタミンCの1日の摂取基準量は100mgが推奨されています。イチゴを1粒20gとすれば8粒、より大きな品種のイチゴ(1粒30〜35g)だと5〜6粒で足りることになります。

抗酸化成分の含有量はトップクラス

また、イチゴには抗酸化作用がある成分も豊富に含まれていて、アンチエイジングにも効果的だと言われています。

「具体的には、肌のコラーゲン減少を遅くしてシワ予防に効果があると言われるエラグ酸、天然抗生物質でもあり体内の毛細血管を強くするケルセチン、活性酸素の生成を抑制すると言われるアントシアニンなどが含まれます。これらの抗酸化成分の含有量は全食材の中でもトップクラスなんです」(柴田先生)

冷凍しても栄養価がほとんど変わらない?

イチゴが豊富に出回るのは旬の一時期だけです。品種によって旬の時期は異なりますが、おおよそ11月〜翌年4月頃になります。この時期は価格も安くなるので、まとめて買って保存しても良いと言います。

「旬の時期には多く出回り、価格面でも買いやすくなりますね。イチゴは冷凍保存しても栄養価がほとんど変わらないので、まとめて買って冷凍保存するのも良いでしょう。半解凍してシャーベットのように食べても美味しいですよ」(柴田先生)

イチゴには、腸内環境をよくする水溶性食物繊維であるペクチンも含まれているそうです。小さな果物なのに、栄養価は抜群。これから旬を迎えるイチゴを積極的に食べましょう。

いま、おいしい情報を味わおう



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イチゴの旬に関する基礎知識だけでなく、農家さんからの生の声や、シェフが提案するフジッコカスピ海ヨーグルトのスペシャルレシピなど、まさに粒ぞろいの情報が集まっています。

クリスマスをはじめ冬は何かと食べる機会が増えますが、何となく食べるのと、ちょっと”知識”があるのとでは、ひと味もふた味も変わってきますよ♪