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日本人の”こたつ離れ”が進むも 全国の約9割が「好き」と判明!

2018/12/11 11:09 ウェザーニュース

日本の冬の代名詞でもある「こたつ」ですが、最近はこたつ離れが進んでいると言われています。
そこで、ウェザーニュースでは、こたつに関する調査を2018年11月28日〜29日に実施。10,782人の方から回答を集計した所、全国49%はこたつを持っていませんでした。

全国の約半数はこたつ持たず

都道府県ごとに見てみると、東北南部から中国四国エリアの保有率が高い傾向にあることがわかります。

逆に、こたつ保有率が低いのは東京38%、南国沖縄32%、そして北海道がわずか25%と最も寒い地域にも関わらず全国で最もこたつを保有していないことが判明しました。
これは、厳しい寒さでセントラルヒーティングが充実していることが大きく関係しているようです。この結果は、2013年に行った同様の調査と大きく変化はありませんでした。

東京は過半数がこたつに憧れ
昨今の住宅スペースの問題

では、”こたつ”を持っていない方々は、”こたつ”のことをどう感じているのでしょうか。
好きか嫌いかも合わせて調査した所、全国のなんと88%は「こたつが好き」と感じている事がわかりました。

「持っていないけど好き」という”こたつ”に最も憧れを抱いているのは沖縄で63%にのぼっています。

◆こたつに憧れているランキング
1位 沖縄  63%
2位 北海道 60%
3位 東京  53%
4位 神奈川 50%
5位 愛知  48%

1位はこたつを使うほど寒くならない沖縄。
2位は、先述の通り部屋全体が暖かいためにこたつを置くほどではない北海道となりました。
3位〜5位は都市圏が独占。
皆さんのコメントを見てみると、家が狭く置くスペースがないなどの声が多くあがっています。
都市圏は住宅スペースが狭くなっていたり、ライフスタイルの変化でこたつを置きづらい環境になっているものの、やっぱり寒い冬はこたつに入ってのんびりしたくなるのかもしれませんね。

今回の調査から、こたつ保有率が低い地域ほど、こたつに憧れている割合が多い事がわかります。 
ちなみに、日本人にとって「こたつにみかん」が一般的ですが、福井では水ようかんも人気なようです。(2018年11月29日〜30日、9597人参加)
この冬、こたつに入る機会があれば、みかんだけでなく「水ようかん」を試してみてはいかがでしょうか?