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ニューカレドニアでM7.6の地震 日本では津波被害の心配なし

2018/12/05 16:53 ウェザーニュース

日本時間12月5日(水)13時18分頃、ニューカレドニアの沖合で地震が発生しました。
PTWC(太平洋津波警報センター)によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.6と推定されます。

深さが10kmと比較的浅く、津波発生のおそれがあることから、太平洋津波警報センターは津波情報を発表していましたが、16時09分に解除されました。(16時20分更新)

気象庁によると、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。(16時00分発表)

日本の沿岸で若干の海面変動が予想される時刻は、早いところで今日5日(水)21時頃です。日本の沿岸では、今後1日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。

津波の観測状況(15時09分現在)

国・地域名    検潮所名  津波の高さ
ヴァヌアツ    タンナ島  0.72 m
ニューカレドニア ウワンヌ  0.48 m
ニューカレドニア マレ島   0.43 m
ニューカレドニア リフ島   0.29 m
ニューカレドニア ティオ   0.15 m
ニューカレドニア ヤンゲン  0.09 m

過去にも大きな地震が発生したエリア

ニューカレドニアの沖は、太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、過去にも大きな地震が発生しています。

今年8月29日には今回の震源のわずかに東でM7.1の地震が発生。1995年には今回とほぼ同規模のM7.7の地震が発生。
8月に発生した地震では、ヴァヌアツで27cm、ニューカレドニアで26cmの津波を観測しましたが、被害は報告されていません。