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ニンニクのにおいを消してくれる“食べ合わせ”がある!?

2018/12/05 11:19 ウェザーニュース

今年も残り少なくなってきました。これからは忘年会をはじめ、飲んだり、食べたりする機会が増えてきますね。しかし、次の日のことを考えるとニンニクが使われている料理は敬遠しがちになりませんか。お酒に合う餃子やペペロンチーノなど、ニンニクがしっかり効いています。

消臭効果が期待できる食材は?

ニンニクを食べても次の日が気にならない食品の食べ合わせがあるというので、料理研究家の町山千保さんに聞きました。

「私が作る餃子にもよくニンニクを使います。もともと中国大陸から伝わった餃子は、水餃子が主だったのですが、日本では焼餃子が主流になっています。焼餃子もニンニクではなくニラやしょうがで作るケースもありますが、風味を考えるとやはりニンニクにはかなわないと思います」

ニンニクのにおい問題を考えると、餃子は週末に食べようという人も多いはず。しかし、そんな心配はいらないと町山さんが「食べ合わせ」を教えてくれました。
「残念ながらニンニクのにおいを完全にシャットアウトすることは無理だと思います。焦点はどれだけにおいを軽減させるかになります。ニンニクのにおいの成分であるアリシンはタンパク質と結合してにおいが弱くなる性質があるので、乳製品やタンパク質が多い食品と一緒に食べると消臭効果が期待できます」(町山さん)

食中、食後には緑茶が効果的

また、時間経過によって有効な食材が少し違ってくると言います。

「たとえば牛乳やヨーグルトなどの乳製品がニンニクのにおいをうすめてくれます。これらの乳製品は、アリシンを包みこんだり、粘膜に膜をはって吸収をおさえる効果もあるので、食前に摂ると効果的です」

食中や食後に良い食材は何かあるのでしょうか。

「カテキンやフラボノイドはアリシンと結合してにおいを軽減してくれる効果があるので、それらを多く含む緑茶は食中、食後がオススメです。また食直後には、ポリフェノールの多いフルーツ(りんご、キウイ、ブルーベリーなど)が効果的です。

食直後にはパセリも良いでしょう。ポリフェノールが豊富な野菜なのでフルーツと同じ効果がある上、利尿効果や腸内環境をととのえる効果があるので、アリシンが血中にまわってしまった後でも消臭効果が期待できます」

ポリフェノールはアリシンを分解して全身にまわるのを抑制すると言われています。アリシンが全身にまわるのは約1時間くらいかかるので、食後1時間以内の摂取がのぞましいでしょう。

ニンニクにはアリシン、ビタミンB1が豊富に含まれています。においの元でもあるアリシンは胃液分泌の促進、ビタミンB1は糖質の分解に役立つなど疲労回復効果があり、スタミナ源でもあるので、餃子やニンニクの入った料理を思う存分食べてみましょう。においが気になる人は対策を忘れずに。