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忘年会でのシミは早めの処理が肝心 でも、アレを使うのはNGだった

2018/12/03 14:01 ウェザーニュース

12月は、忘年会やクリスマスパーティーなどで、よそゆきの服で出かける機会が増える時期。
同時に、せっかくのお気に入りの服に、食べ物や飲み物の汚れがつくリスクも高まります。
ライオン株式会社の調査によると、約75%の方が忘年会や新年会で洋服に汚れやニオイを付けた経験があると回答しています。

そんな時、皆さんはどうしていますか?
今回は、ライオンのお洗濯マイスター大貫和泉さんに、お店で付けてしまったシミに関する3つの注意点を伺いました。

飲食店のおしぼりは使用しない

お気に入りの服にシミが着いた時、「ほらほら、おしぼり!」という人いませんか?

実は、それはNGなんです。

おしぼりは塩素系漂白剤で処理されている場合があり、 おしぼりで拭くと、漂白成分で衣類が色落ちするリスクがあります。

ゴシゴシはシミが拡大

服についたシミをゴシゴシこすると、シミが広がってかえって落ちにくくなります。
つまみとるようにするのがおすすめです。

汚れのとり方は2パターン

飲食などで付くシミは、水溶性(しょうゆ、コーヒー、ワイン、焼肉のタレ、 パスタ、カレーなどの水や洗剤で落ちやすいもの)と、油溶性(バター、チョコレート、ファンデーション、口紅などのベンジンやアルコールなどで落ちやすいもの)の2種類があります。

水溶性のシミや汚れは、固形物をティッシュでつまみとった後、濡れたハンカチやティッシュ でつまんで汚れを移し取り、最後に乾いたテッシュなどで水分を取るが〇。

一方、油溶性の汚れは、乾いたティッシュでつまみ、油分を移し取るだけにしておきましょう。

ちなみに、帰宅したあとは、なるべく早く洗濯するのがおすすめです。
その際は、家で洗える衣類かを確認したあと、食べ物のシミには液体酸素系漂白剤を、口紅などの化粧品汚れならおしゃれ着用洗剤を塗布して普段どおり洗うようにしてください。


いかがでしたか?
良かれと思ってやっていたことが仇になっている場合もあるんですね…
次に飲み会へ出かける時は、ぜひこの3つに気をつけつつ、楽しい時間をお過ごしください!

参考資料など

情報提供:アクロン
http://acron.lion.co.jp /