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39年ぶり 東京地方の木枯らし1号発表なしが濃厚に

2018/11/26 11:55 ウェザーニュース

昨日までの三連休は、寒気の影響で初冬の寒さとなった関東地方。ただ、風はそれほど強まらず、東京の最大風速は23日(金)が4.7m/s、25日(日)は4.3m/sと、木枯らし1号の発表には至りませんでした。

今月中に吹かなければ「発表なし」

東京地方の木枯らし1号は、期間が「10月半ばから11月末」と定義されていますので、今月30日(金)までに吹かなければ、今年の発表はなしということになります。

39年ぶりの「発表なし」濃厚

この先の予想天気図
明日27日(火)以降の天気図を見ると、冬型になるのは北日本が中心で、東日本・西日本は等圧線の間隔が広く、風はそれほど強まりません。

木枯らし1号となるような強い北西の風が吹く可能性は低く、39年ぶりの発表なしが濃厚となってきました。

前回の「発表なし」→寒い冬、この冬は?

前回、木枯らし1号の発表がなかった1979年~80年にかけての冬の東京は、12月こそ平年より気温が高かったものの、1月と2月は平年並みの寒さでした。全国的みると、2月が厳しい寒さとなりました。

最新の長期予報では、この冬は、西日本や東日本で暖冬が予想されていますが、どうなるか注目されます。
>>詳しいこの冬の見解

東京地方の木枯らし1号発表の目安

・時期   10月半ば〜11月30日
・気圧配置 西高東低の冬型(季節風が吹く)
・風向   西北西~北の間
・風速   最大風速がおおむね8m/s以上