気象庁による解説
気象庁の解説によると、雌阿寒岳では11月20日(火)18時頃からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。今日0時頃からは更に増加し、正午までの地震回数は461回(速報値)となっています。また、振幅の大きな地震が増加しています。
地殻変動および噴煙の状況には、特段の変化はありません。
今後、雌阿寒岳では噴火が発生する可能性があるため、ポンマチネシリ火口から約500メートルの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地殻変動および噴煙の状況には、特段の変化はありません。
今後、雌阿寒岳では噴火が発生する可能性があるため、ポンマチネシリ火口から約500メートルの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
雌阿寒岳の噴火警報は3年ぶり
近年の雌阿寒岳では、2015年7月頃に火山性地震が増加していた時期があり、今回と同様に噴火警戒レベル2が発表されていました。このときには地震増加の他に、噴煙量の増加や熱活動の高まりがみられるなど噴火の可能性が高まりました。
その後1ヶ月程度で火山性地震の回数は減り、同年11月に噴火警報が解除されて以降は、再び噴火警戒レベル1の状態が続いていました。
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その後1ヶ月程度で火山性地震の回数は減り、同年11月に噴火警報が解除されて以降は、再び噴火警戒レベル1の状態が続いていました。
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