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自転車走行中は体感温度が5℃低下 子どもは大人以上に寒さを実感

2018/11/26 11:30 ウェザーニュース

保育園など子どもを送り迎えをしているパパママにとって重要アイテムの自転車。
秋から冬の送迎は風が冷たく、万全の防寒をしていると思いますが、実際はどの位寒いのでしょうか。
まず、大人がこぐ自転車は、だいたい時速10km〜20kmくらいで走っています。
秒速に直すとだいたい5m前後。つまり、風がない日に自転車に乗っていると、秒速5m前後の風を感じている事になります。

自転車走行中は体感温度が5℃低下

一般的に風速1m/秒の風を受けると、およそ体感温度が1℃下がるとされています。
つまり、気温が10℃の時には、自転車用チャイルドシートに座っている子どもたちは、5℃の寒さとなっている事になります。

東京の平年値で言うと、自転車をこぐ前は11月上旬の体感でも、こぎ始めた途端に風を受け12月上旬の体感となり、約1ヶ月も先の寒さを感じている事になります。

自転車をこいでいる大人は、体を動かしていれば段々暖かくなりますが、じっと座っている子どもは、この寒さをただただ耐えるしかないんです。

子供のための対策グッズも

そこで活躍するのが、真冬のコートやブランケットなどはもちろんですが、風防やレインカバーなどの風よけです。
単純に考えて、カバーの有無で5℃は体感が変わることになります。
ちょっと過保護すぎるかなぁと思っても、寒い冬に元気に登園してもらうため、厳重に寒さ対策をするのは悪くありませんね。
>>ココの気温や風を詳しく