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幻想的な冬の風物詩 気嵐(けあらし)出現 岩手県山田湾

2018/11/21 09:22 ウェザーニュース

岩手県山田町より(21日6時40分頃撮影)

今日21日(水)朝は、各地で今シーズン一番の冷え込みになりました。

この冷え込みにより、岩手県の山田湾では、初冬の風物詩「気嵐(けあらし)」が見られました。

湾一面に蒸気が立ち上り、幻想的な風景となっています。

気嵐(けあらし)とは?

気嵐(けあらし)とは、冷たい空気が温かな水面の上にある時、川や海から蒸発する水蒸気が冷やされることによって発生するものです。

これは、蒸気霧の一種で、秋や冬に放射冷却によって冷え込みが厳しくなった時に発生しやすくなります。

放射冷却により、今シーズン一番の寒さに

気嵐(けあらし)が目撃された岩手県山田では、今朝の最低気温は-1.1℃と、今シーズン初めて氷点下を記録しました。

これは、昨夜から今朝にかけて、高気圧に覆われて、地表付近の熱が上空へ逃げていく「放射冷却」が強まったためです。

今日の昼間は日差しも届き13℃まで上がる予想です。明日の朝は、今朝ほどの冷え込みにはならず、初冬の風物詩の登場は、まだ気まぐれとなりそうです。
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